「 形 」
相手がいることを想定し突き、蹴り、受けによる攻防を表現します。
1人で演武する個人形と、3人1組で行う団体形があります。
全日本空手道連盟糸東会には45種類の形があります。
5名の審判員による旗判定で勝敗が決まります。
「 組手 」
組手は実際に相手と戦うものです。
しかしながら、寸止めのルールのもと防具を装着して行うため安全に配慮されています。
健康にもとても良く子どもからお年寄りまでが楽しく取り組める武道です。
ルール |
伝統空手の寸止めルールです。小学生から大学生、実業団、ナショナルチームまで幅広く普及しています。
- 一般的なルールとしては
- ◎顔面は寸止め
- ◎ポイント制 (8ポイント差で決着、大会要項により、ポイント差が変更になる場合があります。)
- ◎ポイントは一本(3ポイント)、技あり(2ポイント)、有効(1ポイント)
- ◎急所攻撃なし
- ◎肘、膝及び下段攻撃なし。
※主審が4名の副審のフラッグの多数決により、ポイント技とペナルティーの判定をします。
2020年のオリンピック化に伴い、WKF(世界空手道連盟)のルール変更に柔軟に対応する必要があります。
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「 審査 」
YJ空手アカデミーは山梨県糸東会主催の段級審査会を受審します。
初心者~3段位までは年3回実施され、昇級に応じて帯の色が変わります。
4段、5段位は関東糸東会主催、それ以上の高段位は全国糸東会主催の審査会を受審します。(年1回)
審査内容 |
- 1.形の演武(下記表から該当する形を演武)
- 2.分解組手(相手の攻撃に対し、形の意味を理解した技で反撃する)
- 3.移動基本(追い突き-逆突き-前蹴りを各5本)
- 4.黒帯(初段位)受審者は組手試合
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受審形 |
少年の部は表-1の通り、弐段まで取得可
一般の部は1級までは表-1の通り
段位取得の場合は表-2の通り
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表-1 審査形(少年の部)
現在の級 |
審査形 |
帯色 |
無級~10級 |
平安二段 |
白 |
9級 |
平安二段 |
黄 |
8級 |
平安三段 |
黄 |
7級 |
平安五段 |
緑 |
6級 |
平安初段 |
緑 |
5級 |
平安初段 |
紫 |
4級 |
平安四段 |
紫 |
3級 |
平安四段 |
茶 |
2級 |
ジッテ |
茶 |
1級 |
バッサイダイ |
茶 |
初段 |
バッサイダイ |
黒 |
弐段 |
セイエンチン |
黒 |
現在の級 |
無級~10級 |
審査形 |
平安二段 |
帯色 |
白 |
表-2 段位受審形(一般の部)
受審段位 |
受審形 |
分解組手 |
初段 |
バッサイダイ |
バッサイダイ |
弐段 |
バッサイダイ |
セイエンチン |
セイエンチン |
参段 |
マツムラローハイ |
二―パイポ |
二―パイポ |
受審段位 |
初段 |
受審形 |
バッサイダイ |
分解組手 |
バッサイダイ |
受審段位 |
弐段 |
受審形 |
バッサイダイ |
セイエンチン |
分解組手 |
セイエンチン |
受審段位 |
参段 |
受審形 |
マツムラローハイ |
二―パイポ |
分解組手 |
二―パイポ |